定期更新型ネットゲーム「Ikki Fantasy」「Sicx Lives」「Flase Island」と「Seven Devils」、「The Golden Lore」の記録です。
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ここは非同期型ネットゲーム「Ikki Fantasy」で綴られる、
チーム超能力者の物語置き場。
イラスト:ロゼ=フランとヴィテス=オートン
過去に遡れば、同運営者のゲームで遊んだ履歴がでてくるでしょう。
他にもカテゴリーにあるものが少しづつ。
<偽島3期のいただきもの>
←ヒュペさんPLの水月さんにドットもらいました。
ありがとうぅぅぅ!(by背後)
チーム超能力者の物語置き場。
イラスト:ロゼ=フランとヴィテス=オートン
過去に遡れば、同運営者のゲームで遊んだ履歴がでてくるでしょう。
他にもカテゴリーにあるものが少しづつ。
<偽島3期のいただきもの>
←ヒュペさんPLの水月さんにドットもらいました。
ありがとうぅぅぅ!(by背後)
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日記を途中放棄してしまいましたが、お疲れさまでした。
他にコメントなんか書こうと思うと、いつまで経っても書き込みしないと思うんで、今日はご挨拶だけ。
他にコメントなんか書こうと思うと、いつまで経っても書き込みしないと思うんで、今日はご挨拶だけ。
ヴィテスとガランの二人が行動するようになって3日目である。
変わらず旅は続けているものの、沈黙が二人を支配することが多い。
「なんで私、旅を続けてるんだろ…」
夕食時に、ガランが言った。
「……」
ヴィテスはなにも返さない。
「………」
ガランはなにか言いたげにヴィテスを見るも、また視線をおろし食事を再開する。
そのときだった。
突然ヴィテスが弓を手に取り立ち上がる。
「敏感では、あるのか」
声がした。聞きなれない、男の声。
両手を挙げながら姿を現したのは、茶色の鳥の翼を背に持った男だった。
「休息中にすまない。私はナイトフィール。イヴスメルを知るものだ」
その静かな声の調子にヴィテスは若干弓を下ろす。
「そうしてもらうと助かる。敵ではない。イヴスメルの情報をそちらが少し知っていると聞いて、接触を図ろうとした」
「ナイトフィール様!!」
イヴのコピーが嬉しそうに声をあげたため、ヴィテスとガランは彼を食事の間に受け入れることにした。
変わらず旅は続けているものの、沈黙が二人を支配することが多い。
「なんで私、旅を続けてるんだろ…」
夕食時に、ガランが言った。
「……」
ヴィテスはなにも返さない。
「………」
ガランはなにか言いたげにヴィテスを見るも、また視線をおろし食事を再開する。
そのときだった。
突然ヴィテスが弓を手に取り立ち上がる。
「敏感では、あるのか」
声がした。聞きなれない、男の声。
両手を挙げながら姿を現したのは、茶色の鳥の翼を背に持った男だった。
「休息中にすまない。私はナイトフィール。イヴスメルを知るものだ」
その静かな声の調子にヴィテスは若干弓を下ろす。
「そうしてもらうと助かる。敵ではない。イヴスメルの情報をそちらが少し知っていると聞いて、接触を図ろうとした」
「ナイトフィール様!!」
イヴのコピーが嬉しそうに声をあげたため、ヴィテスとガランは彼を食事の間に受け入れることにした。
「おかえりなさい、ウイング」
機嫌よく息子を出迎えるミーミル。
「そのお姿は…」
ウイングは怪訝な表情でそれに応えた。
「タインはよくやってくれたわ。もう使い物にならないかもしれないけれど、優秀な子たちが残れば充分」
にたり、と目の前でミーミルは笑う。しかし特段反応がないとわかると話を再開させた。
「それで…学園内では見つかったのかしら。パレドン様の魂は」
「いいえ。残念ながら」
即答され、本当に残念と少女は呟き。
「無駄な苦労をさせたわね。でも大丈夫、他人の心を読める者が人間社会で普通に生活していられるわけがないもの」
ウイングは顔を曇らせる。
「私が信じられないの?」
「いえ、そういうわけでは。ただ、次はどこに潜入調査をすればよろしいでしょうか」
次の任務を求めた息子に対しミーミルは満足そうに微笑み
「本当にいい子ね、ウイングは」
そっと抱きしめた。
抱きしめられたウイングがそっと瞳を閉じたのを、ミーミルは知らない。
機嫌よく息子を出迎えるミーミル。
「そのお姿は…」
ウイングは怪訝な表情でそれに応えた。
「タインはよくやってくれたわ。もう使い物にならないかもしれないけれど、優秀な子たちが残れば充分」
にたり、と目の前でミーミルは笑う。しかし特段反応がないとわかると話を再開させた。
「それで…学園内では見つかったのかしら。パレドン様の魂は」
「いいえ。残念ながら」
即答され、本当に残念と少女は呟き。
「無駄な苦労をさせたわね。でも大丈夫、他人の心を読める者が人間社会で普通に生活していられるわけがないもの」
ウイングは顔を曇らせる。
「私が信じられないの?」
「いえ、そういうわけでは。ただ、次はどこに潜入調査をすればよろしいでしょうか」
次の任務を求めた息子に対しミーミルは満足そうに微笑み
「本当にいい子ね、ウイングは」
そっと抱きしめた。
抱きしめられたウイングがそっと瞳を閉じたのを、ミーミルは知らない。
深い
深い
闇の中
横たわる少女を見つめる
別の少女
やがて別の少女は闇となり
横たわる少女に溶け込んで…