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定期更新型ネットゲーム「Ikki Fantasy」「Sicx Lives」「Flase Island」と「Seven Devils」、「The Golden Lore」の記録です。

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A:3日目
「え、水が無い?」
ミニットが聞かされたのは、無法の街:タルタス周辺の自然には、
清純な水が無いという事実であった。

近くの湖から水をひこうにも、その水は濁っており、病の源になるという。
地を削り、井戸を掘っても乾いた土ばかり。
たとえ井戸ができたとしても、毒が盛られる可能性も大いにあるという始末だとか。
「なるほど。そんなまずい水を吸って生きているから、果物もまずいんだね」
納得してしまったところで、さてどうするか。それを考えなくてはならない。

「まあ、普通の水が無いのはわかっていたけど…
ここまでどうしようもないとはねぇ」
こぼれる愚痴。
「まあ、逆に見つかれば大儲け…じゃなかった、業も許される可能性が高いよね」
けれどポジティブシンキング。
「まずは…」

清浄な水。
それを手に入れる方法は、簡単に考えると二つ思い当たった。
一つは、この世界に詳しい人から聞くこと。
「まあ…そんな人がいたら、とっくに水が行きわたってるかな?
でも可能性はゼロじゃないよね。他人の言うことも信用できそうにない街だ、
情報を持っていても、信じてもらえるとは限らない」
もう一つは、作ること。
「魔法で出ないかなぁ? この土地からだと無理かな?」

そんなことを考えながら、適当に人探しをした結果が以下のとおり。
1.なんと、もともとこの世界出身だという少女
2.料理の腕がうますぎて、食材から水を抽出できるという女性
3.精霊(字が違うがミニットは気がついていないようだ)

そんな3人を守るため、自分以外にも戦い慣れしていそうな人物を加える。

そして、荷台を買うと、愛馬を呼び出した。

―青ざめた馬―

エンティの終焉を呼ぶ馬だったりするのだが、この世界では関係ない。
ミニットはそれをただの馬のように荷台に繋げると、
5人を見渡してクスリと笑った。

なぜならこの5人、集めるのもなかなか大変だったのだから――
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