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定期更新型ネットゲーム「Ikki Fantasy」「Sicx Lives」「Flase Island」と「Seven Devils」、「The Golden Lore」の記録です。

カテゴリー「定期日記」の記事一覧
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昔話でも、しましょうか。

私が、一度封印されてから…部下たちはがんばってくれました。
そしてついに人間の手により脱出しました。
まだ完全な力が無かった私は、脱出に手を貸してくれた少年の体を預かり
『ヴァイザ』を倒す施設にもぐりこみました。
そして、部下に魔力が弱点になるよう変更し、
最高の魔力兵器を開発したのです。

あとはそれを撃たせ、私は完全復活。
そして再び栄えていた文明を滅ぼす…はずでした。

魔力兵器を起動させた、ある国の王女…
オメガに呪いを刷り込まれたはずなのに、それを超えて向かってきました。
あの、ガーナに、近い血族。
それにあの王女の従者は、ガーナの弓を持っていました。
だからでしょうか。
私と戦いが終わり、ヴァイザを私が制御できなくなったとき
私は自ら小さい姿に戻り、彼女たちを…助けました。

それから、ひと段落着いたので、今また蘇るためこの島に訪れていますが

わかりません

私は本当はどうしたいのでしょう。
力を取り戻して、それでこの島からは立ち去っても構わないはずでした。
しかし、力を取り戻したところでなにをしたいのでしょう。
文明を再び破壊するならば、彼女たちを助けた意味がありません。

では、私は、どうすれば、いいのでしょう
わかりません……
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(自分のことをいくら省みても、彼の心は動かない)
(幼馴染の死と国民の裏切りはけして消えることがない)
(その状況を打破するには…)
(多くのヒトと会えば変わると思っていた)
(しかし…)

····· つまり

ある方と、お茶をする機会がありました。
そのとき人間が憎いという話になりまして。
私は言いました。

「世の中憎いですよね~
でも全部壊しちゃったら当たるものが無くなるじゃないですか。
だから私はぎりぎりまで減らして、
また文明が栄えきったところで壊しますね。
何回も
何回も
楽しいですよ~。
栄えて調子に乗り出したころ、潰される。
そんなヒトの絶望がたまりませんね」

そう言って、くすっと笑いました。
でもあの方はその余裕とかも無いそうで…お気の毒です。

私は欺瞞と創造の邪心と呼ばれます。
でもそれはその力があるから…それだけなのでしょう。
しかしどこかのお鈍さんのように単純に破壊が好きなわけでもない。
ただ、破壊の結果が楽しくてたまらない。

狂っているのでしょうか。私も。
私は、自分の世界の人々が憎いのです。
権力を求め、権力を持っていた当時の私を陥れるため
幼馴染を殺させました。

権力がほしいならそう言えば良い。
そんなもののために彼女を犠牲にするなんて。
気がつかなかった私は愚かです。
自分を責めました。
でも、それ以上に、彼女を駒のように扱った彼らが許せなかった。

そのとき、世界の邪悪の根源が私にささやいたのです。
「もう、我慢する必要はないのではないか?」

そう、私は王の座に好きで就いていたわけではありませんでした。
でもその座についた以上、人々につくそうとしていたのです。
それを裏切られた。
許せませんでした。

憎しみが憎しみを呼んで。
彼らの嘘を憎んで。
そんなに嘘が好きならば。

彼らの前に私は飛び出して、言いました。
「残虐非道な王になってもらいたかったのですね?
ならば、その願い、叶えましょう」
と。
人々が力をつけている…
それは一向に構わないのですが、むしろ歓迎すべきことなのですが。
宝玉を6つ、すでに手にされている人々もいると聞きます。

不思議なことに、宝玉は複数個存在していました。
ここに来た人すべてに宝玉が与えられるのは考えてみれば妙な話です。
7つ、集めた人の願いが叶う…
みんながみんな願いを叶えることができるなんて、虫のいい話は無いでしょう。
このままでは私の願いは叶いません。

…この姿になっただけでは駄目なのです。
もっと、もっと、もっと。
私の世界に罰を与えるための力。
それが私が欲するもの。
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