定期更新型ネットゲーム「Ikki Fantasy」「Sicx Lives」「Flase Island」と「Seven Devils」、「The Golden Lore」の記録です。
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探索31日目
音を立てて城が崩れていく
自分を維持していた存在が消え、自分も同時に消えることを覚悟していた
しかし、そうはならなかった
なぜなら、その存在の上位の存在が、
オレたちに直接裁きを下すためにオレを維持したと言う
今回の一件は世界のためにやったと見せかけて、
ただ単に混乱を見て楽しみたかったのだと言った
ふざけるな
オレたちは貴様の玩具じゃねぇ
----------
遺跡外である。
カルニアはいつものように、生産の技術を買ってくれる人を探しに出かけた。
シャルは買出し担当だが、今回は荷物が多いので、それを減らしに行っている。
フェイテルはひとりでぽつんとしていた。
そこに忍び寄る影。
フェイテルは下ろしていた腕を持ち上げ、水晶を抱えなおした。
「なにをするつもりかしら? ――トパーズ・ラシダス」
ぴたり、と影の進行が止まる。
「ちっ。やっぱり気がついてやがったか。億の時が流れたんだ、
ちっぽけな人間のことなんて忘れてくれていてよかったんだがなぁ」
そういって、気配を消すのをやめ、乱暴にザッザッザッと彼は歩いてきた。
ピンクの髪をさらりと流した髪型の男――ガンマだ。
「いつから気がついていた?」
どかっとフェイテルの横に座り、手に持っていたナイフで自分の指をツンツンと
いじりながら彼は問う。
「そうね」
フェイテルはいつもどおりの笑顔。
「あなたが邪霊にもかかわらず、私に呼び出されたいと言い出した頃から、
なにかあるわと思っていたわ」
「はーん」
生返事。今度はナイフをくるくると回している。
「あまりに昔のことだったから、思い出すのに苦労したわ。
オルドビス君、だったかしら。あの子の家にあなたがいるとき、
仲良くしている生き物を見ても、すぐに、私からのプレゼントを
激しく憎悪していた人間がいたことを思い出せなかったもの」
フェイテルからのプレゼント。
世界に住むあらゆる者の願いを叶える存在。
ただし、その存在が生きるためには、人々の苦しみが必要だった、哀れな存在。
「そのまま忘れてくれていていいのによぉ。なにも知らないまま、
くたばってくれたって、オレサマは一向に構わねぇんだから」
そして世界は、願いを叶える存在の奪い合いに発展、混乱に陥り、
それは、最終的に破壊された。
その後、現れた願いを叶える存在の「創造主」。
それが、フェイテルだった。
「お前にとっちゃ、オレサマなんてちっぽけな存在だろ?
わざわざ覚えてくれていてありがとよ、フルネームだなんてご丁寧に、まあ」
次に彼の口から出たのは皮肉。
フェイテルはさらに瞳をきつく閉じ微笑むと、水晶を撫でた。
「貴方の宿命、見せてもらったわ。罪を重ね、その罰として魂が消えることは
許されず、そして、また罪を重ね続ける…」
その言葉にガンマは、なるほどなぁ、と言う。
「この島では、お前の能力、ほぼ無意味になっていると知ったから、
利用されることでお前の傍に接近しようとしていたが…
もともとお前の管理下なら宿命はちゃんと見えるのか」
ナイフが宙を舞った。ぽい、ぽいと何度か投げると、
ガンマはそれをキャッチして息を吐き出した。
「つーことは、アレか? 『あの世界』の存在である以上、オレサマは
『お前に勝つことができない宿命』の下にいる、というのも変わりねぇのか」
フェイテルは下を向いているガンマの視野内に顔を入れた。
笑顔のままである。
「そのとおりよ。
本当はね、私に従いたいと思っている邪心なんていないの。
シャルは縛られていることを極端に嫌っている。
カルニアは自分が頂点に立っていないと気がすまない子。
エリアスは私のことを潜在的に憎んでいる。
フォーゼだって、きっと」
「はーん」
ガンマはまた生返事をした。
「意外だぜ。お前からそんなネガティブな考えが出てくるなんてな。
見た感じ、あいつら楽しそうに敵と遊んでるじゃねぇか」
「邪心のお腹の中なんてそんなものよ。
ただ私が怖くて表面上は付き合っているだけ」
ガンマは手に持つナイフの量を増やしていた。
「そんならよ、やめちまえよ、宿命の司なんて。他の司がいなくなっても
世界は回り続けてる。だったらお前がやめたところでなんの問題も無くね?」
フェイテルは目を伏せた。
「それは嫌よ。司をやめるということは、死ぬということですもの」
「はん。結局死ぬのが怖いのか」
言うがいなや、ガンマは大量のナイフをフェイテルに投げつける。
避けることができないフェイテルの頬を、体を、ナイフが通過する。
そして、数本、彼女の体に突き刺さった。
「っ!?」
フェイテルは痛みを感じない。しかし自分の体にナイフが刺さっている様子に
驚きを隠さなかった。
「下克上だ。お前の司としての決まりごとが優先されるか、
それともこの島での無力になった決まりごとが優先されるか、試してやるよ」
まだ手に持っていたナイフをぺろりとなめると、ガンマは跳ぶ。
「やめなさい、ガンマ!!」
そのとき、たまたま帰ってきたカルニアの悲鳴にも似た叫びが聞こえた。
刹那、ガンマの体は大量の光の槍に貫かれていた。
「こ、れ、は…」
槍の勢いに押され、ガンマは遠くへ飛んでいく。
カルニアがそれを追い、ガンマの元へ駆け寄った。
「緊急事態です。アレを使っても文句は言わないでくださいよ」
そう言いながら、カルニアは光の槍を引き抜こうとする。
「…くっ……」
「おい、お、お前…」
ジュワっという音がした。よく見なくても、光の槍を持つカルニアの手が
少しづつ消えていっている。ガンマはその事実に狼狽した。
「……なんで、オレのために。お前、自分が第一なんだろ?
オレたちのことなんて緊急用食料としか思ってねーくせに」
「五月蝿い、ですね。あなたは、私の、息子、なんですよ」
息も絶え絶えにカルニアは言う。その言葉にガンマは絶句した。
(マジかよ…)
それをにこにこと見守るフェイテル。
「そうよ。カルニアは本当は優しいのだから。いい子」
カランカラン…
音を立てて、フェイテルに刺さっていたナイフが地に落ちる。
確かに刺さっていたはずなのに、傷跡は全く無かった。
「こんなに力を入れているのに! どうして抜けないんでしょうか…!
ごめんなさい、ガンマ。今の私は本来の姿に戻れるほどの魔力を
持っていないんです。だからこの姿のままなんとかするしか、ないのです…」
ガンマは目を閉じた。
徐々に自分の体から力が抜けていくのがわかる。
これで4度目か。そう考えた。
1回目は、村で殺されたとき。
2回目は、自分の命を支えていた存在が消えたとき。
3回目は、化け物と化して戦った結果、敗北したとき…
「もういいんだぜ」
初めて、カルニアに優しい声をかけた気がする。
その証拠にカルニアが息を呑む音が聞こえた。
「お前が消えたら、オレたちの世界の奴らが困るじゃねーか。
…ああ、あんな連中どうでもいいんだっけか? ひゃはははは」
普段どおりにしゃべったつもりだった。しかし、なにか冷たいものが顔に当たる。
「?」
ガンマはカルニアを見る。――カルニアは、泣いていた。
「なに泣いてるんだよ。散々オレサマをこき使っておいてよ」
ぐすっぐすっとしゃくりあげるカルニア。
「それとこれとでは話が違います。嫌です。私は、貴方を助けますよ」
そう言って、また槍を持つ手に力を入れたのだろう。
ジュワジュワと音を立てて、彼の手から煙が出る。
「優しいカルニア。おやめなさい。この槍は宿命の槍。私に反逆したものを貫く物。
抜くのは不可能よ」
「……」
カルニアは鞄から赤いポーションの入ったビンを取り出した。
「とりあえずこれを飲んでください。貴方がこれを嫌っているのは知っています。
でも、貴方を存命させるにはこれしかないんです」
ガンマはにやり、と笑った。
いつもと違うカルニアの姿が、面白く感じられたのだ。
そして、言う。
「飲まねぇよ。飲んだところで、槍が刺さったままでも平気になるくらいだろ?
これはオレサマの勝手な行動の結果だ。自業自得なんだよ」
カルニアはぶんぶんと首を振る。
「でも、なにもしないまま、貴方を死なせるのは嫌です!」
「ハハハッ、だったらあの時のように、また作り直してくれよ。
そのほうがきっとカンタンだぜ?」
カルニアは涙を拭うこともせず、ガンマを見つめた。
「そのときには、貴方とは違うガンマができてしまうかもしれないんですよ」
「ハッ」
ガンマは短く笑った。
「そんときはそんとき。お前は知らないと思うけど、オレサマの魂は、お前より
ずーっと長生きなんだぜ? やっと眠りにつけて万々歳だ」
「そんな…」
ガンマはゆっくり手を伸ばして、光の槍からカルニアの手を振り払った。
「じゃあな。また縁があったら、また会おうぜ」
そう言うと、ガンマはゆっくり目を閉じる。
光の槍が光を増幅させ、ガンマの体を包み込んだ。
そして、彼が消えるのに、そんなに時間はかからなかった。
「……」
呆然とカルニアは立ち尽くしていた。
「私に逆らっても勝てない。その宿命を理解していたのに、
飛び掛ってくるなんて、愚かな子」
フェイテルが静かに言う。
「カルニア? あなたはどうするの?」
問われた男は目を閉じた。ここで攻撃したところで、なにも変わりはしないのだ。
「――私は貴方の配下です。貴方に従います」
静かに、平然と言ったつもりだった。
しかし、瞳から零れ落ちた涙は、偽りでもなんでもなかった。
自分を維持していた存在が消え、自分も同時に消えることを覚悟していた
しかし、そうはならなかった
なぜなら、その存在の上位の存在が、
オレたちに直接裁きを下すためにオレを維持したと言う
今回の一件は世界のためにやったと見せかけて、
ただ単に混乱を見て楽しみたかったのだと言った
ふざけるな
オレたちは貴様の玩具じゃねぇ
----------
遺跡外である。
カルニアはいつものように、生産の技術を買ってくれる人を探しに出かけた。
シャルは買出し担当だが、今回は荷物が多いので、それを減らしに行っている。
フェイテルはひとりでぽつんとしていた。
そこに忍び寄る影。
フェイテルは下ろしていた腕を持ち上げ、水晶を抱えなおした。
「なにをするつもりかしら? ――トパーズ・ラシダス」
ぴたり、と影の進行が止まる。
「ちっ。やっぱり気がついてやがったか。億の時が流れたんだ、
ちっぽけな人間のことなんて忘れてくれていてよかったんだがなぁ」
そういって、気配を消すのをやめ、乱暴にザッザッザッと彼は歩いてきた。
ピンクの髪をさらりと流した髪型の男――ガンマだ。
「いつから気がついていた?」
どかっとフェイテルの横に座り、手に持っていたナイフで自分の指をツンツンと
いじりながら彼は問う。
「そうね」
フェイテルはいつもどおりの笑顔。
「あなたが邪霊にもかかわらず、私に呼び出されたいと言い出した頃から、
なにかあるわと思っていたわ」
「はーん」
生返事。今度はナイフをくるくると回している。
「あまりに昔のことだったから、思い出すのに苦労したわ。
オルドビス君、だったかしら。あの子の家にあなたがいるとき、
仲良くしている生き物を見ても、すぐに、私からのプレゼントを
激しく憎悪していた人間がいたことを思い出せなかったもの」
フェイテルからのプレゼント。
世界に住むあらゆる者の願いを叶える存在。
ただし、その存在が生きるためには、人々の苦しみが必要だった、哀れな存在。
「そのまま忘れてくれていていいのによぉ。なにも知らないまま、
くたばってくれたって、オレサマは一向に構わねぇんだから」
そして世界は、願いを叶える存在の奪い合いに発展、混乱に陥り、
それは、最終的に破壊された。
その後、現れた願いを叶える存在の「創造主」。
それが、フェイテルだった。
「お前にとっちゃ、オレサマなんてちっぽけな存在だろ?
わざわざ覚えてくれていてありがとよ、フルネームだなんてご丁寧に、まあ」
次に彼の口から出たのは皮肉。
フェイテルはさらに瞳をきつく閉じ微笑むと、水晶を撫でた。
「貴方の宿命、見せてもらったわ。罪を重ね、その罰として魂が消えることは
許されず、そして、また罪を重ね続ける…」
その言葉にガンマは、なるほどなぁ、と言う。
「この島では、お前の能力、ほぼ無意味になっていると知ったから、
利用されることでお前の傍に接近しようとしていたが…
もともとお前の管理下なら宿命はちゃんと見えるのか」
ナイフが宙を舞った。ぽい、ぽいと何度か投げると、
ガンマはそれをキャッチして息を吐き出した。
「つーことは、アレか? 『あの世界』の存在である以上、オレサマは
『お前に勝つことができない宿命』の下にいる、というのも変わりねぇのか」
フェイテルは下を向いているガンマの視野内に顔を入れた。
笑顔のままである。
「そのとおりよ。
本当はね、私に従いたいと思っている邪心なんていないの。
シャルは縛られていることを極端に嫌っている。
カルニアは自分が頂点に立っていないと気がすまない子。
エリアスは私のことを潜在的に憎んでいる。
フォーゼだって、きっと」
「はーん」
ガンマはまた生返事をした。
「意外だぜ。お前からそんなネガティブな考えが出てくるなんてな。
見た感じ、あいつら楽しそうに敵と遊んでるじゃねぇか」
「邪心のお腹の中なんてそんなものよ。
ただ私が怖くて表面上は付き合っているだけ」
ガンマは手に持つナイフの量を増やしていた。
「そんならよ、やめちまえよ、宿命の司なんて。他の司がいなくなっても
世界は回り続けてる。だったらお前がやめたところでなんの問題も無くね?」
フェイテルは目を伏せた。
「それは嫌よ。司をやめるということは、死ぬということですもの」
「はん。結局死ぬのが怖いのか」
言うがいなや、ガンマは大量のナイフをフェイテルに投げつける。
避けることができないフェイテルの頬を、体を、ナイフが通過する。
そして、数本、彼女の体に突き刺さった。
「っ!?」
フェイテルは痛みを感じない。しかし自分の体にナイフが刺さっている様子に
驚きを隠さなかった。
「下克上だ。お前の司としての決まりごとが優先されるか、
それともこの島での無力になった決まりごとが優先されるか、試してやるよ」
まだ手に持っていたナイフをぺろりとなめると、ガンマは跳ぶ。
「やめなさい、ガンマ!!」
そのとき、たまたま帰ってきたカルニアの悲鳴にも似た叫びが聞こえた。
刹那、ガンマの体は大量の光の槍に貫かれていた。
「こ、れ、は…」
槍の勢いに押され、ガンマは遠くへ飛んでいく。
カルニアがそれを追い、ガンマの元へ駆け寄った。
「緊急事態です。アレを使っても文句は言わないでくださいよ」
そう言いながら、カルニアは光の槍を引き抜こうとする。
「…くっ……」
「おい、お、お前…」
ジュワっという音がした。よく見なくても、光の槍を持つカルニアの手が
少しづつ消えていっている。ガンマはその事実に狼狽した。
「……なんで、オレのために。お前、自分が第一なんだろ?
オレたちのことなんて緊急用食料としか思ってねーくせに」
「五月蝿い、ですね。あなたは、私の、息子、なんですよ」
息も絶え絶えにカルニアは言う。その言葉にガンマは絶句した。
(マジかよ…)
それをにこにこと見守るフェイテル。
「そうよ。カルニアは本当は優しいのだから。いい子」
カランカラン…
音を立てて、フェイテルに刺さっていたナイフが地に落ちる。
確かに刺さっていたはずなのに、傷跡は全く無かった。
「こんなに力を入れているのに! どうして抜けないんでしょうか…!
ごめんなさい、ガンマ。今の私は本来の姿に戻れるほどの魔力を
持っていないんです。だからこの姿のままなんとかするしか、ないのです…」
ガンマは目を閉じた。
徐々に自分の体から力が抜けていくのがわかる。
これで4度目か。そう考えた。
1回目は、村で殺されたとき。
2回目は、自分の命を支えていた存在が消えたとき。
3回目は、化け物と化して戦った結果、敗北したとき…
「もういいんだぜ」
初めて、カルニアに優しい声をかけた気がする。
その証拠にカルニアが息を呑む音が聞こえた。
「お前が消えたら、オレたちの世界の奴らが困るじゃねーか。
…ああ、あんな連中どうでもいいんだっけか? ひゃはははは」
普段どおりにしゃべったつもりだった。しかし、なにか冷たいものが顔に当たる。
「?」
ガンマはカルニアを見る。――カルニアは、泣いていた。
「なに泣いてるんだよ。散々オレサマをこき使っておいてよ」
ぐすっぐすっとしゃくりあげるカルニア。
「それとこれとでは話が違います。嫌です。私は、貴方を助けますよ」
そう言って、また槍を持つ手に力を入れたのだろう。
ジュワジュワと音を立てて、彼の手から煙が出る。
「優しいカルニア。おやめなさい。この槍は宿命の槍。私に反逆したものを貫く物。
抜くのは不可能よ」
「……」
カルニアは鞄から赤いポーションの入ったビンを取り出した。
「とりあえずこれを飲んでください。貴方がこれを嫌っているのは知っています。
でも、貴方を存命させるにはこれしかないんです」
ガンマはにやり、と笑った。
いつもと違うカルニアの姿が、面白く感じられたのだ。
そして、言う。
「飲まねぇよ。飲んだところで、槍が刺さったままでも平気になるくらいだろ?
これはオレサマの勝手な行動の結果だ。自業自得なんだよ」
カルニアはぶんぶんと首を振る。
「でも、なにもしないまま、貴方を死なせるのは嫌です!」
「ハハハッ、だったらあの時のように、また作り直してくれよ。
そのほうがきっとカンタンだぜ?」
カルニアは涙を拭うこともせず、ガンマを見つめた。
「そのときには、貴方とは違うガンマができてしまうかもしれないんですよ」
「ハッ」
ガンマは短く笑った。
「そんときはそんとき。お前は知らないと思うけど、オレサマの魂は、お前より
ずーっと長生きなんだぜ? やっと眠りにつけて万々歳だ」
「そんな…」
ガンマはゆっくり手を伸ばして、光の槍からカルニアの手を振り払った。
「じゃあな。また縁があったら、また会おうぜ」
そう言うと、ガンマはゆっくり目を閉じる。
光の槍が光を増幅させ、ガンマの体を包み込んだ。
そして、彼が消えるのに、そんなに時間はかからなかった。
「……」
呆然とカルニアは立ち尽くしていた。
「私に逆らっても勝てない。その宿命を理解していたのに、
飛び掛ってくるなんて、愚かな子」
フェイテルが静かに言う。
「カルニア? あなたはどうするの?」
問われた男は目を閉じた。ここで攻撃したところで、なにも変わりはしないのだ。
「――私は貴方の配下です。貴方に従います」
静かに、平然と言ったつもりだった。
しかし、瞳から零れ落ちた涙は、偽りでもなんでもなかった。
――あーあ…――
ガンマ、退場です。
ちょっと早すぎる気もしたのですが。
これで、カルニアとのどつき漫才(主にメッセージ)ができなくなってしまいました。
寂しいものです。
でも、ガンマの言うとおり、カルニアに力があれば、
ガンマを再生成することはできます。
だから頑張って2階に行きたまえ?――無理か。
ヘッドルーツの作成を失敗しました。
仕方がないので、また取りにいきます。(これで取れなかったらどうしよう…)
今日のランキング★
第20位 1932
がんばれおいらがんばれおいら。
※追記
ヘッドルーツ、失敗したと書いていたら、マクダさんが交換してくれるそうです!
ありがたいありがたい。
まさかパーティ解散した後までお世話になるとは思っていませんでした。
ボケてばかりの私がいけないんですけどね!
ガンマ、退場です。
ちょっと早すぎる気もしたのですが。
これで、カルニアとのどつき漫才(主にメッセージ)ができなくなってしまいました。
寂しいものです。
でも、ガンマの言うとおり、カルニアに力があれば、
ガンマを再生成することはできます。
だから頑張って2階に行きたまえ?――無理か。
ヘッドルーツの作成を失敗しました。
仕方がないので、また取りにいきます。(これで取れなかったらどうしよう…)
今日のランキング★
第20位 1932
がんばれおいらがんばれおいら。
※追記
ヘッドルーツ、失敗したと書いていたら、マクダさんが交換してくれるそうです!
ありがたいありがたい。
まさかパーティ解散した後までお世話になるとは思っていませんでした。
ボケてばかりの私がいけないんですけどね!
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