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定期更新型ネットゲーム「Ikki Fantasy」「Sicx Lives」「Flase Island」と「Seven Devils」、「The Golden Lore」の記録です。

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探索61日目
「ドミソ♪」
「ド、ミ、ソ」
「うん、上手上手~♪」
シャルは歌っている。
フェイテルがそのあとをゆっくり練習する。
「うん、じょうず、じょうず」
「そこまではやらなくていいから!」
和やかな空気だ。しかしそれ以外の場所の空気は殺伐としている。
「うう…どうして近寄らせてもらえないのでしょうね…それだけなら
 まだ我慢もできますが、子供用の食事作りを押し付けられるなんて…」
涙をちょちょぎらせながら、カルニアは鍋で食事を作っている。
その後ろで、きらきらとがおが食事を狙っている。
ベータが木材を運んできた。そして木材を置くと、静かにがおを運搬、
エリアスの横まで持っていく。
エリアスは固まっている。頭の上にいるデスティニーを落とさないための配慮だが、
気を使われているなど、頭上の生き物は考えていない。
彼は今、必死に抵抗しているのである。
ガンマがつんつんと薙刀で突こうとするので結界を張る。しかし昔は無敵の威力を
持っていた結界も、ガンマが数回突くとパリンと割れる。そして張りなおす。
最初から機嫌の悪い顔をしているデスティニーの顔がどんどん赤くなっていく。
そして――
「貴様っ、いい加減にしろ!」
叫んだ。
「ひゃはははははっ! 簡単にキレるなぁ」
その言葉に、はっと気がつく。おもちゃにされていたことに。
そして怒りだす。
ちゃきっと杖を構えると、ぶつぶつと詠唱をはじめた。
「おっと、これはまずいぜ?」
そう言いながらも微動だにしないガンマ。
デスティニーの黒槍が現れると、ひらりひらりとかわした。
「――っ!」
「残念だったな。この世界でも魔法は避けられるんだぜ?」
こつん。
笑うガンマの頭にデスティニーの杖が飛んできた。
唐突すぎてそれには当たるガンマ。
「八つ当たりか?」
たいしたダメージにもならない。そう言いながらガンマが杖を手に取り、
「ちっちぇー杖だなぁ」などと言っていると、デスティニーは再び杖を振っていた。
「いくつ持ってるんだよ…」

デルタはその様子をにこにこと見ていた。
そこにフォーゼがやってくる。
「おや。カルニア君は料理を作りながらでも自分の目的を果たそうとしているのに、
 キミは手伝わないのかな?」
声に反応して、デルタはそちらを見る。
「あら、フォーゼ様。私は血の魔女。血が無い相手にはなにもできませんわ」
「ほう」
デルタはそこまで調査していたのだ。その抜け目の無さにフォーゼは最初感心した
声を上げたが、やがてくすくす笑い出した。
「どうかいたしましたの?」
「いやね、主人のカルニア君より調査が進んでいるなんてキミは優秀だなと
 思ってね」
「まあ」
にこ、とデルタは笑う。
「そして、カルニア君にはそれを教えない。意地悪だなぁ」
そう言って横に並ぶ。デルタの手が伸びない範囲に。
「マスターも私と同じ努力をすればいいのですわ。そして絶望すればいいのですわ」
「おやおや」
「お話しは変わりますが、フォーゼ様は、完全な人型にもなれますの?」
唐突なことを言ってきたデルタ。それに少々驚いて、フォーゼの瞳が見開かれる。
「なれるけれど。どうしたんだい?」
「……ごめんなさい。無かったことにしてくださいまし。
 シャル様で我慢しなくては」
珍しく弱気になったデルタに、フォーゼは首をかしげて、一歩踏み出した。
きらり。
デルタの目が光る。
「近寄りましたわね!」
「残念、それは残像さ!」
フォーゼの残した鏡も光る。
「まあ。参りましたわ。それにしても鏡を使うとはいえ、分身も作れるなんて、
 ほとほとマスターと似てらっしゃいますのね」
フォーゼは苦笑する。
「油断も隙もないんだから…カルニア君はだいぶ性格が丸くなったけれど、
 キミは変わらないね」
それを褒め言葉ととったのか。デルタは満面の笑みを浮かべ、
「ありがとうございます。マスターがころころ感化されるので、
 元のマスターの記録をするのも、私たち部下の仕事なのですわ」
少々胸を張りながら言った。
「ほう…変わってもいいと思うのだけれどね」
「それは人間のお話。マスターはもともと人間だから仕方がないのかも
 しれませんけれど」
ふむ。
フォーゼは考えながら、自分を思って死んだ親友のことを思い出す。
デルタから遠ざかりながら。
「ああ、行ってしまいますの?」
「キミの近くだと考え事もできないからね」
「そうですか…」
フォーゼは立ち去り、デルタはシャルのほうに視線をやった。
「シャル様は優しすぎて…やっぱり物足りませんわ」

戻ってシャルとフェイテルである。
「ねえ」
シャルは真面目な顔をして、フェイテルに聞く。
「なにかしら?」
フェイテルはきょとんとして、それに答える。
「キミたちってトイレするの?」
そう言葉が発せられると、小さな翼で顔を隠してしまった。
「恥ずかしいことを言うのね。しないわ」
「よかったー。おむつの心配はいらないね」
こつん。
遠くから杖が飛んできた。


――常駐。――

常駐という言葉が覚えられません。
つい在中と書いてしまうのです。
在中って封筒に入っている書類の案内だから!
すでに1箇所継続したのですが、そこでも間違えています。
でも直せないの…そう、メッセージです。ホントバカ。

遺跡街にも行ってきました。
19時ごろに出店したのですが、記入漏れに気がついて見に行ったら
すでに3個売れてるだと…
特別技能枠も3つ全部売れているだと…
なんという早さでしょう。だから戦争と呼ばれるのか。

今日のランキング♪
第12位  2198(日記)
落ちそうで落ちない…

第7位  1570(器用)
8位の方が謎です。どうしたらこの数値になるんでしょう。
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