定期更新型ネットゲーム「Ikki Fantasy」「Sicx Lives」「Flase Island」と「Seven Devils」、「The Golden Lore」の記録です。
[PR]
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
探索3日目
カルニア。邪なるもののとしての名はヴァイザ。
それが、以前この島を旅した邪心…
いえ、まだ邪心と名乗る邪霊だったのよね。
過去、彼は人々を憎み、文明を破壊しては再建させ、
そして文明が栄えると再び滅びる寸前まで追い込む。
その様子を見て喜んでいたわ。
それをよく思わなかった弟が、私の支配域だというにもかかわらず介入し、
彼を氷漬けにしたの。
まあ、介入は許すわ。私は心が広いから。弟はかわいいし、ね?
それから氷漬けになっていた彼は、部下を使って自分の封じられている洞窟を
宝の洞窟と偽り、幻影の宝を準備して人間たちがやってくるのを待っていたわ。
そして、長い期間を経て人間たちはたどり着いたわ、彼の元へ。
だけど人間たちは誰が宝を持ち帰るかでもめ始めたの。
その間息を潜め、最後の一人が満身創痍になったときに、
それを襲ってちゃっかり宝を独り占めした男の子がいたの。
それが全てのはじまり。
彼を乗っ取り、少年の姿がいかに便利か、ヴァイザは実感したの。
新たに部下を二人作り上げると、彼は少年の姿のまま世界をめぐって
自分を完全に復活させる方法を探し始めたわ。
このとき生み出された部下たちは私と因縁があるんだけど…それはまた別のお話。
数百年後になるわ。
ヴァイザが復活することを過去の歴史から学んだ人々は、
その研究をする組織を作ったの。
そこにあっさり少年はもぐりこんだわ。
そして、長い間仕込んでいた下準備を何気なく研究者たちに刷り込んだの。
ヴァイザはエネルギーの直撃に弱いってね。
本当はヴァイザはエネルギーを吸収するの。
むしろ、吸収していないと体を維持できないくらいなのよ。
だからこそ、エネルギーを奪う氷漬けを弟はセレクトしたのだけど。
そして信憑性を高めるために、
部下たちは全員がエネルギーに弱いように作られていた。これが下準備。
それからエネルギーを直撃させる技や武器が開発されていったわ。
唯一自分を倒しかねない属性を持つ一族には、自分の影武者を送り込んで
一人は殺し、一人は影武者に乗っ取らせたの。
これで準備は万端。
あとは人間たちが全力でヴァイザの体をエネルギーで攻撃してめでたく復活よ。
だけどね。
用済みになった自分の弱点技を覚える少女を処分しようとしたところに
邪魔が入ったの。
邪魔をしたのは――アンジャスティスだったわ。
何を考えたか彼は少女の味方をしたの。
何故邪魔をしたのかは私は問い詰めたわ。
すると彼は答えたの。新たな邪心を作るためだ、ってね。
元々ヴァイザは一人の人間だったの。
名前は…ここでは重要なことじゃないわね。
強大な力を持つ魔術師の一族だったわ。エンティの力を借りる魔術を唱えるね。
エンティっていうのはそうね、宇宙ってみんなが呼ぶもののことよ。
そして力を持つ者として、代々国を治めていたわ。
けれど国民にはあまりよく思われてなかったみたい。
幼馴染の隣国の王女と結婚を約束していた仲だったのだけど、
国民が秘密裏に召喚した怪物に彼女が捕らわれてしまったの。
怪物は国に向かっている。
だから彼女は望んだわ。自分ごと怪物を滅ぼして欲しいと、駆けつけていた王に。
悩んだ末に王はそれを実行した。
でも悲しみに暮れている暇は無かったわ。
隣国の王女を殺すような王は必要ないと国民に迫られて、
自暴自棄になっていた彼はあっさり王位を降りたわ。
でも、一人になったときに聞いてしまったの。
怪物に王女を捕らえさせ、滅ぼさせる計画があったことを。
そして冷酷な王を倒す、という大義名分を作ったということを。
彼は絶望したわ。
ずっと王として人の上に立つことに責任を感じ、己の意思、欲望、
すべてを封じ込めていたというのもあって、なにかが切れてしまったの。
そのときに偽りの邪力と共にあった邪獣を自分に取り込んでしまい、
再び冷酷な王として人々の前に現れたの。
それからは面白かったわ。国民を思いやっていた王の姿は跡形も無く、
狂ったように人々を彼は殺していったわ。
いえ、狂っていたのね。
殺せば殺すほど憎悪は増し、邪悪な力は膨らんでいく。
その中で、彼は自分の分身ともいえる部下を二人生み出したの。
未だに彼は知らないわ。
その部下が、自分の膨らませた邪気に捕らわれた王女と忠実な側近だということに。
そのことを知った時のことを思うといつもゾクゾクするわね。
だから私は教えていないし、今後も教えるつもりはない。
――そして文明は滅びたわ。それからは最初言ったとおり。
何度も文明を作らせては滅ぼすことを繰り返すようになったの。
話を戻すわね。
アンジャスティスは元々国を純粋に思っていた人間の部分があるのならば、
ヴァイザを邪心にすることも可能だと言ったわ。
私にはそうは思えなかったけれど。
王として生まれたのは宿命。
力を疎まれて王の座を追われるのも、
事実を知り「それならば本当に冷酷な王になってあげます」と思ったのも運命。
そこまで落ちた者が、光の心を取り返すことが本当にできるの?
そう言ったらアンジャスティスは笑ったわ。
闇の心を持って生まれた自分さえ邪心になった。
運命なんて簡単に変わるモノだってね。
うまくいくかどうかはわからないけど、試してみたいんだ、と。
それから、アンジャスティスはヴァイザの弱点の技を、
生きながらえた少女に覚えさせる手伝いをしたわ。
弱点の技というのは、良心を刺激する精神攻撃魔法だったのよ。
そしてついにヴァイザを追い詰めたの。
追い詰めたことによって、
ヴァイザを構成していた邪獣と人の心が分離、暴走を始めたわ。
人を思いやっていた心をほんの少しだけ思い出したヴァイザは
自分を追い詰めた者たちを自分の領域から追い出し、
一人崩れていく領域と共に消えていったわ。
少なくとも、人間たちはそう思っていたようね。
でも実際はアンジャスティスが彼を救出していた。
後は彼の心が安定するまで邪霊として存在していればいいと言って彼を放置したわ。
そこでヴァイザはあちこちの世界を放浪したわ。
ほとんど力を失っていたから、力を取り戻したいと願いながら。
そのときの姿と名前があのカルニア。
この島に呼ばれたのも放浪の途中だったってわけ。
そして島で強いアイテムを手に入れたことで、本来の姿に戻ったの。
だけど彼はそこで島を去ったりしなかった。
まだまだここで力を蓄えられると言って残った。
でもどうかしらね、それは自分への言いわけだったのかもしれないわ。
彼は知らず知らずのうちに自分の世界が小さかったことに気がついていたんだわ。
例えばここで会った人間たちは憎悪の対象になっていなかった。
それはどうしてだろうと気がつくのにだいぶ時間を要したけれど。
そして結局彼は、少年魔術師として力を温存しながら
人々と接してみようと考えるようになったわ。
いつの間にか邪心を名乗るようになっていたけれど、
島に来たことによって邪心にいっそう近づいただけなのよ。
でも面白いわよね。
偽りの邪霊が偽りの島で光の魂を強くした、なんて。
それから彼はまた放浪を続けた。
そのたびに自分の無くした優しさとか思いやりという光の魂を取り戻し続けて、
ついに完全に邪心になったわ。
それから長い時間を経て、今に至るわけ。
招待状が今度はアンジャスティスに届いたのだけど、とても悔しそうにしていたわ。
それを私が取り上げて向かう、と言ったときの彼の顔ったらもう!
決して見せない狼狽っぷりだったわ。
でも私が時々召喚してあげるわと言ったら大喜びよ。
私がいくら世界を見守る力を持っているとしても、
それは私たちの世界集合体だけの話。
それ以外の世界集合体は見ることはほとんどできない。
だから私はこの島ではカルニアに頼りっきりになるわけね。
ここに着いてからは楽しそうに入島手続きをしたり、コミュニティを探し回ったり、
店に行ってみたりしていたわ。
そのはしゃぎっぷりは本当の子供のよう。
でも彼の考えを水晶から覗いてみれば、
やっぱり島にくる人々のデータを集めることができるというたくらみでいっぱい。
あらあら。カルニアはどこまで行ってもカルニアみたい。
でも――水晶で覗けない部分があるのよ。
なにをたくらんでいるのかしら?
気になるわ。
それが、以前この島を旅した邪心…
いえ、まだ邪心と名乗る邪霊だったのよね。
過去、彼は人々を憎み、文明を破壊しては再建させ、
そして文明が栄えると再び滅びる寸前まで追い込む。
その様子を見て喜んでいたわ。
それをよく思わなかった弟が、私の支配域だというにもかかわらず介入し、
彼を氷漬けにしたの。
まあ、介入は許すわ。私は心が広いから。弟はかわいいし、ね?
それから氷漬けになっていた彼は、部下を使って自分の封じられている洞窟を
宝の洞窟と偽り、幻影の宝を準備して人間たちがやってくるのを待っていたわ。
そして、長い期間を経て人間たちはたどり着いたわ、彼の元へ。
だけど人間たちは誰が宝を持ち帰るかでもめ始めたの。
その間息を潜め、最後の一人が満身創痍になったときに、
それを襲ってちゃっかり宝を独り占めした男の子がいたの。
それが全てのはじまり。
彼を乗っ取り、少年の姿がいかに便利か、ヴァイザは実感したの。
新たに部下を二人作り上げると、彼は少年の姿のまま世界をめぐって
自分を完全に復活させる方法を探し始めたわ。
このとき生み出された部下たちは私と因縁があるんだけど…それはまた別のお話。
数百年後になるわ。
ヴァイザが復活することを過去の歴史から学んだ人々は、
その研究をする組織を作ったの。
そこにあっさり少年はもぐりこんだわ。
そして、長い間仕込んでいた下準備を何気なく研究者たちに刷り込んだの。
ヴァイザはエネルギーの直撃に弱いってね。
本当はヴァイザはエネルギーを吸収するの。
むしろ、吸収していないと体を維持できないくらいなのよ。
だからこそ、エネルギーを奪う氷漬けを弟はセレクトしたのだけど。
そして信憑性を高めるために、
部下たちは全員がエネルギーに弱いように作られていた。これが下準備。
それからエネルギーを直撃させる技や武器が開発されていったわ。
唯一自分を倒しかねない属性を持つ一族には、自分の影武者を送り込んで
一人は殺し、一人は影武者に乗っ取らせたの。
これで準備は万端。
あとは人間たちが全力でヴァイザの体をエネルギーで攻撃してめでたく復活よ。
だけどね。
用済みになった自分の弱点技を覚える少女を処分しようとしたところに
邪魔が入ったの。
邪魔をしたのは――アンジャスティスだったわ。
何を考えたか彼は少女の味方をしたの。
何故邪魔をしたのかは私は問い詰めたわ。
すると彼は答えたの。新たな邪心を作るためだ、ってね。
元々ヴァイザは一人の人間だったの。
名前は…ここでは重要なことじゃないわね。
強大な力を持つ魔術師の一族だったわ。エンティの力を借りる魔術を唱えるね。
エンティっていうのはそうね、宇宙ってみんなが呼ぶもののことよ。
そして力を持つ者として、代々国を治めていたわ。
けれど国民にはあまりよく思われてなかったみたい。
幼馴染の隣国の王女と結婚を約束していた仲だったのだけど、
国民が秘密裏に召喚した怪物に彼女が捕らわれてしまったの。
怪物は国に向かっている。
だから彼女は望んだわ。自分ごと怪物を滅ぼして欲しいと、駆けつけていた王に。
悩んだ末に王はそれを実行した。
でも悲しみに暮れている暇は無かったわ。
隣国の王女を殺すような王は必要ないと国民に迫られて、
自暴自棄になっていた彼はあっさり王位を降りたわ。
でも、一人になったときに聞いてしまったの。
怪物に王女を捕らえさせ、滅ぼさせる計画があったことを。
そして冷酷な王を倒す、という大義名分を作ったということを。
彼は絶望したわ。
ずっと王として人の上に立つことに責任を感じ、己の意思、欲望、
すべてを封じ込めていたというのもあって、なにかが切れてしまったの。
そのときに偽りの邪力と共にあった邪獣を自分に取り込んでしまい、
再び冷酷な王として人々の前に現れたの。
それからは面白かったわ。国民を思いやっていた王の姿は跡形も無く、
狂ったように人々を彼は殺していったわ。
いえ、狂っていたのね。
殺せば殺すほど憎悪は増し、邪悪な力は膨らんでいく。
その中で、彼は自分の分身ともいえる部下を二人生み出したの。
未だに彼は知らないわ。
その部下が、自分の膨らませた邪気に捕らわれた王女と忠実な側近だということに。
そのことを知った時のことを思うといつもゾクゾクするわね。
だから私は教えていないし、今後も教えるつもりはない。
――そして文明は滅びたわ。それからは最初言ったとおり。
何度も文明を作らせては滅ぼすことを繰り返すようになったの。
話を戻すわね。
アンジャスティスは元々国を純粋に思っていた人間の部分があるのならば、
ヴァイザを邪心にすることも可能だと言ったわ。
私にはそうは思えなかったけれど。
王として生まれたのは宿命。
力を疎まれて王の座を追われるのも、
事実を知り「それならば本当に冷酷な王になってあげます」と思ったのも運命。
そこまで落ちた者が、光の心を取り返すことが本当にできるの?
そう言ったらアンジャスティスは笑ったわ。
闇の心を持って生まれた自分さえ邪心になった。
運命なんて簡単に変わるモノだってね。
うまくいくかどうかはわからないけど、試してみたいんだ、と。
それから、アンジャスティスはヴァイザの弱点の技を、
生きながらえた少女に覚えさせる手伝いをしたわ。
弱点の技というのは、良心を刺激する精神攻撃魔法だったのよ。
そしてついにヴァイザを追い詰めたの。
追い詰めたことによって、
ヴァイザを構成していた邪獣と人の心が分離、暴走を始めたわ。
人を思いやっていた心をほんの少しだけ思い出したヴァイザは
自分を追い詰めた者たちを自分の領域から追い出し、
一人崩れていく領域と共に消えていったわ。
少なくとも、人間たちはそう思っていたようね。
でも実際はアンジャスティスが彼を救出していた。
後は彼の心が安定するまで邪霊として存在していればいいと言って彼を放置したわ。
そこでヴァイザはあちこちの世界を放浪したわ。
ほとんど力を失っていたから、力を取り戻したいと願いながら。
そのときの姿と名前があのカルニア。
この島に呼ばれたのも放浪の途中だったってわけ。
そして島で強いアイテムを手に入れたことで、本来の姿に戻ったの。
だけど彼はそこで島を去ったりしなかった。
まだまだここで力を蓄えられると言って残った。
でもどうかしらね、それは自分への言いわけだったのかもしれないわ。
彼は知らず知らずのうちに自分の世界が小さかったことに気がついていたんだわ。
例えばここで会った人間たちは憎悪の対象になっていなかった。
それはどうしてだろうと気がつくのにだいぶ時間を要したけれど。
そして結局彼は、少年魔術師として力を温存しながら
人々と接してみようと考えるようになったわ。
いつの間にか邪心を名乗るようになっていたけれど、
島に来たことによって邪心にいっそう近づいただけなのよ。
でも面白いわよね。
偽りの邪霊が偽りの島で光の魂を強くした、なんて。
それから彼はまた放浪を続けた。
そのたびに自分の無くした優しさとか思いやりという光の魂を取り戻し続けて、
ついに完全に邪心になったわ。
それから長い時間を経て、今に至るわけ。
招待状が今度はアンジャスティスに届いたのだけど、とても悔しそうにしていたわ。
それを私が取り上げて向かう、と言ったときの彼の顔ったらもう!
決して見せない狼狽っぷりだったわ。
でも私が時々召喚してあげるわと言ったら大喜びよ。
私がいくら世界を見守る力を持っているとしても、
それは私たちの世界集合体だけの話。
それ以外の世界集合体は見ることはほとんどできない。
だから私はこの島ではカルニアに頼りっきりになるわけね。
ここに着いてからは楽しそうに入島手続きをしたり、コミュニティを探し回ったり、
店に行ってみたりしていたわ。
そのはしゃぎっぷりは本当の子供のよう。
でも彼の考えを水晶から覗いてみれば、
やっぱり島にくる人々のデータを集めることができるというたくらみでいっぱい。
あらあら。カルニアはどこまで行ってもカルニアみたい。
でも――水晶で覗けない部分があるのよ。
なにをたくらんでいるのかしら?
気になるわ。
計算ミスしてるし…
剣の開花を迷いましたが実行。
うまくいけば今回安物で作ってもらえるかな、剣。
練習試合もお願いすることにしました。
技が少ないうちは問題ないですから。
以前メッセを送った人たちからのお返事が嬉しくてニマニマ。
ロランさんはみんなの嫁。
どうもお仲間の内でもみんなの嫁らしいですよ。
世界観が確立している世界の方なので、それに抵触しないように気を配るのだ。
がんばれおいら。
今回の日記はカルニアの過去話でした。
あっはっはは、長い。つーかシャルが短すぎた。
日記ランカー第104位(714)だって。わーい。
あれって蓄積型? それとも更新の度に変わるのかなぁ?
そこらへんもわかっていません。
さて…継続の旅に出ようか。
剣の開花を迷いましたが実行。
うまくいけば今回安物で作ってもらえるかな、剣。
練習試合もお願いすることにしました。
技が少ないうちは問題ないですから。
以前メッセを送った人たちからのお返事が嬉しくてニマニマ。
ロランさんはみんなの嫁。
どうもお仲間の内でもみんなの嫁らしいですよ。
世界観が確立している世界の方なので、それに抵触しないように気を配るのだ。
がんばれおいら。
今回の日記はカルニアの過去話でした。
あっはっはは、長い。つーかシャルが短すぎた。
日記ランカー第104位(714)だって。わーい。
あれって蓄積型? それとも更新の度に変わるのかなぁ?
そこらへんもわかっていません。
さて…継続の旅に出ようか。
PR
COMMENT
TRACKBACK
トラックバックURL